ピロリ菌検査

  • HOME
  • ピロリ菌検査

ヘリコバクターピロリ菌

日本人、特に50代以上の多くの人が感染しており胃十二指腸潰瘍の原因と言われています。
また、最近は胃がん発生の危険因子として重要視されています。
平成25年2月よりピロリ菌検査及び除菌治療の保険適用範囲が内視鏡で慢性胃炎と診断された場合にも拡大されました。
すなわち胃の内視鏡検査を施行した当日から半年間は健康保険でピロリ菌検査及び除菌治療が行えるようになりました。
当院では主に以下の2つの方法でピロリ菌の検査を実施しています。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

ピロリ菌の検査方法

1.尿素呼気試験

ピロリ菌の有無を見たり、除菌後の判定にも使われたりします。お薬を飲んで紙袋に吐く息を採取するだけの簡便な検査です。院内の分析装置で判定し当日に結果をご説明することができます。内服薬によってはこの検査ができない場合があります。
予約なしでもできますが、当日食事の制限があります。

2.血中抗体測定

検診などでよく行われている方法で、血液検査でピロリ菌の有無がわかります。
結果が出るまでに1週間程度かかります。
予約は必要ありません。検査時に食事制限がありません。

なお状況により御希望の検査が受けられない場合もあります。

健康保険を使わず自由診療で検査を希望される場合の費用は以下となります。

尿素呼気試験 8,000円(税抜き)
血中抗体測定 5,600円(税抜き)
抗菌薬による腸管刺激作用により軟便、下痢などの副作用がおこる場合があります。